はじめに|季節の変わり目こそ「体調変化」に要注意
春から初夏にかけては、気温や湿度の変化、生活環境の切り替わりが重なり、体調を崩しやすい時期です。高齢者や持病のある方にとっては、些細な変化が重症化のきっかけになることもあります。
この記事では、訪問看護リハビリステーションはなみちの現場でも特に増える春〜初夏の代表的な疾患や体調不良を5つ厳選し、それぞれの特徴と対応策をご紹介します。
✅ 訪問看護で春〜初夏に多い疾患・状態 BEST5
第1位|誤嚥性肺炎・肺炎
春は寒暖差や花粉・アレルゲンによる咳が増え、高齢者の誤嚥や肺炎が急増します。
特に脳梗塞後や寝たきりの方は要注意です。
🔹訪問看護での対応例:
- バイタルチェック(体温・呼吸・SpO₂)
- 痰の吸引・吸入
- 食事時の嚥下観察とポジショニング
- 医師との迅速な情報共有
第2位|心不全の悪化
気温や湿度の上昇は循環器系に大きな負担をかけます。心不全の既往がある方は、ちょっとした疲れや浮腫を見逃さないことが大切です。
🔹訪問看護での対応例:
- 体重増加・むくみのモニタリング
- 血圧・脈拍の管理
- 利尿剤などの服薬支援
- 日常生活の過ごし方アドバイス
第3位|認知症の行動異常・せん妄
昼夜のリズムが崩れやすい季節。昼間の活動量が減る→夜眠れない→せん妄や徘徊へという悪循環も。
🔹訪問看護での対応例:
- 生活リズムの調整・見守り
- 睡眠環境のアドバイス
- 服薬支援・内服タイミングの工夫
- ご家族への対応アドバイス
第4位|うつ症状・春バテ・気分障害
春は環境の変化が多く、**心身の不調(不眠・食欲低下・意欲減退)**が出やすい季節。高齢者だけでなく若年層にも起こります。
🔹訪問看護での対応例:
- 傾聴・会話支援・心理的サポート
- 規則正しい生活の提案
- 医師や精神科との連携
- 内服確認とリズム管理
第5位|皮膚トラブル(湿疹・褥瘡)
汗ばむ時期に入り、**皮膚のトラブル(かゆみ・かぶれ・褥瘡)**が増えます。寝たきりや糖尿病の方は特に注意が必要です。
🔹訪問看護での対応例:
- 皮膚状態の観察
- スキンケア・軟膏処置
- 褥瘡予防の体位変換・ポジショニング
- 保清支援と環境整備
訪問看護の強み|病気の“前触れ”を見逃さない
これらの疾患・体調不良は、初期の段階では病院に行くほどではないと見逃されがちです。しかし、訪問看護が定期的に関わることで、悪化の兆候をいち早くキャッチできます。
はなみちでは、看護師+リハビリ職(PT・OT・ST)によるチーム支援で、早期対応・予防的ケアに努めています。
🌸 はなみちの対応エリアとご相談窓口
訪問看護リハビリステーションはなみちは、
桑名市・東員町・四日市市・いなべ市・三重郡など、地域密着で対応しています。
📍住所:〒511-0923 三重県桑名市桑部589-1 東棟
📞 電話:0594-26-0001
📩 お問い合わせ:https://hanamichi987.link
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